■ オリジナルディティール 銅リベット、ボタンフライ… ”ウォッチポケット” 懐中時計を収納する為にフロントポケット内に作られたパネルポケット。腕時計が主流の現在は、小銭を入れる事が多く、コインポケットとも呼ばれています。5ポケットジーンズの必須ディティール。
”銅リベット” 1873年5月20日、洋服の補強にリベットを使う特許をリーバイスが取得した事でジーンズが誕生が生まれました。錆びにくく、柔軟性がある事から、銅が採用されています。負荷のかかるポケット周りを中心に施され、ジーンズらしさを象徴する重要パーツとなっています。
”ボタンフライ” フロントの合わせをボタンで留める仕様で、リーバイス501の代表的ディティール。生地の縮みや捻じれにも強く、ジッパーが開発された後でもこのディティールは引き継がれています。ジャストサイズを穿き込んでゆくと、この部分もしっかりアタリが出てきます。ボタンの数はサイズにより異なります。
”ツーホースパッチ” リーバイス社が考案した品質保証のラベル。イラストは、二頭の馬がジーンズを引っ張っても壊れない程強度があると言う事を物語っています。ヴィンテージのXX表記も有名ですが、現行モデルでの有無は意味を持ちません。
”アーキュエイトステッチ” 元々はブランケット裏地を補強する為のステッチですが、1943年に商標登録され、ポケット裏地がなくなった今でも、リーバイスのアイコンとして広く認知されています。年代ごとで仕様が異なる為、モデルの判別にも使われるディティールです。
”レッドタブ” リーバイスの証とも言える右ヒップポケットのピスネーム。この位置に赤タブを付ける事自体に、リーバイス社が商標を所持。ビッグEやレジスター(R)マークなど、ここだけでも数々のウンチクが存在します。
”ギャランティーチケット” 壊れた場合は新品に交換する旨を記した保証書。以前は紙ラベルでヒップに付いていましたが、現行はスレーキ(ポケット裏地)にプリントされています。リーバイスの品質に対する自身が伺えるディティール。 |